iPhone 18 Pro に GameSir X5 Lite を付けて、自宅 PC の Steam のゲームをリモートプレイで遊んでいます。すごい楽しい。
今買うならおすすめはないか、より使い勝手の良い新作が出ていないか。それを確かめるために、iPhone に挟むタイプのコントローラーを50機種調べて、日本で新品が買えて根拠のそろった8機種を比べました。
どれが合うかは、価格・軽さ・機能のどれを優先するかで変わります。そこで、質問に答えるとおすすめの機種が出る診断を用意しました。
私が持っているのは GameSir X5 Lite と Steam Deck OLED です。ほかの7機種は持っておらず、メーカー・代理店・販売店の仕様と価格(2026-10-10〜11 時点)を調べて比べています。
結論:安い・軽い・機能、どの2つを取るか
8機種を並べると、「安い」「軽い」「機能が多い」の3つを全部そろえた機種はありませんでした。どの2つを取るかで、選ぶ機種が決まります。
Serafim S3¥14,500354.5g
Kishi V3¥18,980386g
Backbone One¥19,800349g
価格は 2026-10-10 時点の Amazon.co.jp、重さは iPhone 18 Pro(211g)込みの計算値。押すと商品ページが開きます。
質問に答えると、おすすめの機種が出ます
答えは前の答えに合わせて変わります。8機種の比較と、私の実機での確認をもとにしています。
予算はいくらまで?
軽さと機能、どちらを優先する?
約2,000円足して、iPhone につなぐだけで自動で認識(MFi)+アナログトリガーにする?
遊びながら iPhone を充電したい?
約2,000円足して、iPhone につなぐだけで自動で認識(MFi)にする?(代わりに 52g 重くなる)
背面ボタンは必要?
iPhone 18 Pro 対応をメーカーが明記している安心を取る?
おすすめは GameSir X5 Lite
いちばん安くて軽い。iPhone 18 Pro に付けても傾かず、充電しながら遊べることを私が実機で確かめた。iOS では Switch モードへの切り替えが要る
おすすめは GameSir X5 Lite for Xbox
X5 Lite をもとにした新型。+2,000円で、iPhone につなぐだけで自動で認識(MFi)し、アナログトリガーと収納ケースが付く
おすすめは GameSir X5s
8,000円以内で、アナログトリガーとジャイロが付く。ただし Bluetooth で、iPhone を挟んだままでは有線で使えず、遊びながら充電できない
おすすめは GameSir G8 Galileo
背面ボタンとイヤホン端子が付いて ¥9,236。iOS では PS モードで使う(販売ページのレビュー)
おすすめは GameSir G8+ MFi
背面ボタン・イヤホン端子・アナログトリガーに加え、MFi 認証。iPhone 込み 515g と重い
おすすめは Serafim S3
iPhone 込み 354.5g の軽さのまま、MFi 認証・ホール効果トリガー・イヤホン端子が付く。iPhone 18 Pro での実例はまだない
おすすめは Razer Kishi V3(白)
背面ボタン2つと TMR スティック。iPhone 込み 386g。iPhone 17 Pro 用の取り付けパーツが公式に案内されている
おすすめは Backbone One 第2世代(PlayStation デザイン)
メーカーが iPhone 18 Pro 対応を明記。iPhone 込み 349g と軽く、イヤホン端子付き
診断の答えが正しいかは、このあとの比較で数字を確かめられます。
選び方の基準と、その根拠
比べた軸は、価格・重さ・機能の3つと、iPhone で使うときに見落としやすい3つの点です。
価格:X5 Lite との差額で、何が増えるか
いちばん安い X5 Lite(¥5,299)を基準に、差額でどんな機能が増えるかを見ます。差額は 2,000円(X5 Lite for Xbox)から 14,501円(Backbone One)まで開きます。
重さ:iPhone 18 Pro を付けた重さで比べる
手に持つのはコントローラーと iPhone 18 Pro(211g)の合計です。合計は 346.4g(X5 Lite)から 515g(G8+ MFi)まで。携帯ゲーム機の Steam Deck OLED(約640g)と比べると、軽い機種は約半分、重い機種は 80.5% の重さになります。
機能:アナログトリガー・背面ボタン・イヤホン端子・自動認識
X5 Lite に無い機能は4つです。押し込みの深さで強弱をつけられるアナログトリガー、握ったまま押せる背面ボタン、有線イヤホンをつなぐ 3.5mm 端子、そして iPhone につなぐだけで認識される MFi 認証です。
有線と無線:差は遅延より「充電」
有線と無線の遅延の差は、PC で測った例で平均 5.54ms と 10.23ms(Xbox One コントローラー)でした。iPhone で測った数値は見つかりませんでした。iOS のゲームモードは Bluetooth のサンプリングレートを2倍にして遅延を減らすと Apple は説明しています。
実用上の差は充電です。Bluetooth の機種は、コントローラーが自分の電池で動くので、コントローラー自体の充電が要ります。遊びたいときに電池が切れていると、すぐには遊べません。さらに、Bluetooth でしかつながらない機種は、挟むと iPhone の USB-C 端子がふさがるので、iPhone を充電しながら遊ぶこともできません(この記事では X5s と G8 Plus(Bluetooth)が当てはまります)。
有線の機種はコントローラーに電池が無く、iPhone から電気をもらって動くので、コントローラーの充電は要りません。遊びながら iPhone を充電できる機種も多くあります。
iOS で認識される方式
iPhone はどのコントローラーでも認識するわけではありません。Apple の開発者向け資料が挙げるのは DualShock 4・DualSense・Xbox などの方式で、各メーカーは iPhone 用のモードを用意しています。X5 Lite は Switch モードに手で切り替え、X5 Lite for Xbox は MFi モードに自動で切り替わります。
iPhone 18 Pro に付くか
iPhone 18 Pro は高さ 150.0mm・厚さ 8.75mm です。カメラ部分の厚さは 11.5mm で、ノギスで測ったという報道があります。対応表記は機種によって iPhone 15 から 18 Pro までばらばらなので、比較表では「実機で確認」「メーカーが明記」「17 Pro で確認」「寸法のみ」の4段階で示します。
調べ方と絞り込み(50機種 → 8機種)
メーカー・代理店・販売店のページを中心に、スマホを真ん中に挟む型を50機種見つけ、次の順に外しました。
最後の段で外した6機種は、比較表に残した同じメーカーの類似機種と比べて、どの点で劣るかを示します。
| 外した機種(比べた相手) | 価格 | 重さ | 機能 | 18 Pro |
|---|---|---|---|---|
Razer Kishi V3 Pro (Kishi V3) +8,000円・+93g。増えるのはスティックのキャップ交換と追加ボタン2つ | ✕ | ✕ | ○ | — |
Razer Kishi Ultra (Kishi V3) +90g。¥25,980(ヨドバシ.com)。公式の対応 iPhone は 16 まで | ✕ | ✕ | △ | ✕ |
GameSir G8 Plus(Bluetooth) (G8+ MFi) 同じ価格で +11g。ジャイロは付くが、遊びながら iPhone を充電できない | — | ✕ | △ | — |
Backbone Pro (Backbone One) +9,900円。Bluetooth と背面ボタンが付く。重さの公式値なし | ✕ | ? | ○ | — |
GameSir X5s ZZZ Edition (X5s) コラボデザイン版。中身は同じで +1,000円 | ✕ | — | — | — |
Backbone One 第2世代(通常デザイン) (PlayStation デザイン版) 色違い。中身も価格も同じ | — | — | — | — |
※ 18 Pro:iPhone 18 Pro への対応について、メーカーの公式表記が比べた相手と比べてどこまであるか
※ 比べた相手:比較表に残した、同じメーカーの類似機種(色違い・上位版などは、その元の機種)
8機種の比較
見た目で比べる








画像を押すと Amazon.co.jp の商品ページが開きます。価格は 2026-10-10 時点。
価格と重さ
左下ほど安くて軽い機種です。色の範囲は、結論の「安い+軽い」「安め+機能」「軽い+機能」の3グループです。灰色の X5s は「安い+機能(無線でいい)」に入ります。
X5 Lite との差額で増えるもの
Steam Deck OLED と比べた重さ
※ 棒の重さは、iPhone 18 Pro(211g)にコントローラーを付けた合計(計算値)。かっこ内は Steam Deck OLED(本体 約640g)との差。
仕様の一覧
スマホでは表を横にスクロールできます。価格は 2026-10-10 時点の Amazon.co.jp、重さは iPhone 18 Pro(211g)込みの計算値です。— は出典に記載が無い項目です。
機種ごとの調査結果
GameSir X5 Lite
8機種でいちばん安く、いちばん軽い(iPhone 込み 346.4g)。電池は無く、遊びながら iPhone を充電できます。iOS では Switch モードに切り替えて使います。
GameSir X5 Lite for Xbox
X5 Lite をもとにした新型で、メーカーは「From the original X5 Lite」と紹介しています。差は +2,000円・+9.6g で、iPhone につなぐと MFi モードに自動で切り替わり、トリガーはホール効果のアナログになります。収納ケースも付きます。Amazon.co.jp の商品ページは説明が少なく、レビューはまだありません。
GameSir X5s
Bluetooth で、電池は約11時間。アナログトリガー(ヘアトリガーに切り替え可)とジャイロが付きます。iPhone を挟んだままでは有線で使えず、遊びながら iPhone を充電できません。
GameSir G8 Galileo
背面ボタン2個とイヤホン端子が付いて ¥9,236。G8+ MFi より 52g 軽く安い代わりに、MFi の自動認識はありません。iOS では PS モードで使えるというレビューがあります。
GameSir G8+ MFi
背面ボタン・イヤホン端子・アナログトリガー・MFi と、機能はいちばん多い。代わりに iPhone 込みで 515g あり、Steam Deck OLED の 80.5% の重さです。
Serafim S3
iPhone 込み 354.5g の軽さで、MFi・ホール効果トリガー・イヤホン端子が付きます。2026年3月に国内で発売された新しい機種ですが、iPhone 18 Pro で使った報告はまだ見つかりません。
Razer Kishi V3(白)
背面ボタン2つと TMR スティック。iPhone 込み 386g。iPhone 17 Pro 用の取り付けパーツがメーカーから案内されています。比較表の価格は Amazon.co.jp の白(¥18,980)で、Razer 公式ストアでは 16,980円からです。
Backbone One 第2世代(PlayStation デザイン)
メーカーの対応一覧に iPhone 18 Pro が明記されています。iPhone 込み 349g と軽く、イヤホン端子付き。価格は ¥19,800 で、8機種でいちばん高い。
外した機種と、これからの新作
新作では 8BitDo の Ultimate Mobile Gaming Controller も調べましたが、2026-10-10 時点で日本では買えず、外しました。
Apple が iPhone 用のゲームコントローラーを開発していて、Beats ブランドで出るかもしれないという報道もあります(9to5Mac)。出てきたら、また比べます。
私の場合:診断に答えるとこうなる
私は Steam Deck OLED を持っているので、Steam Deck より軽さを実感できることが前提です。同じくらいの重さになるなら、ローカルで安定して動く Steam Deck を使います。
今から買うなら、私の答えは GameSir X5 Lite for Xbox になりました。ただ、私はすでに X5 Lite を持っていて、機能は必要十分以上です。なので、いまは X5 Lite のままにします。
| 機種 | 買える | 軽さ | 価格 | 機能 | 有線 |
|---|---|---|---|---|---|
X5 Lite | ○ | ○ | ○ | — | ○ |
X5 Lite for Xbox | ○ | ○ | △ | ○ | ○ |
X5s | ○ | △ | △ | ○ | ✕ |
G8 Galileo | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
G8+ MFi | ○ | ✕ | ✕ | ○ | ○ |
Serafim S3 | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
Kishi V3 | ○ | △ | ✕ | ○ | ○ |
Backbone One | ○ | ○ | ✕ | ○ | ○ |
※ 買える:日本で新品が買えるか(2026-10-10)
※ 軽さ:Steam Deck OLED より軽さを実感できるか。iPhone 込みで 356g 以下を ○、385〜386g(X5s・Kishi V3)を △、463g 以上を ✕
※ 価格:X5 Lite との差が 2,300円までは許せる範囲(△)、それより大きければ ✕
ほかの機種を見て思ったこと
- X5 Lite for Xbox:手動切り替えが不要なのは、確かに便利
- X5s:最初は「この価格差と重さの差なら1台目はこれ」と思ったが、挟んだままでは有線接続ができないと分かって考えが変わった
- G8+ MFi:グリップがよさそうで、有線なのもいい。でも 515g はペットボトル1本分でなかなか
- Kishi V3:見た目は悪くない。選ばなかったのは、高いのが理由
- Backbone One:給電できてイヤホンジャックがあるだけで1万円以上の差は看過できない
私の X5 Lite × iPhone 18 Pro で確かめたこと
私が持っている GameSir X5 Lite に iPhone 18 Pro を挟んで、2つ確かめました。
1つ目は、挟んでも傾かないこと。真横から見ると、iPhone 18 Pro は伸縮バーと平行に収まっています。

2つ目は、遊びながら充電できること。X5 Lite の端子に充電ケーブルをつなぐと、iPhone 18 Pro を充電できました。

まとめ
安い・軽い・機能の3つは同時には取れません。どの2つを取るかを決めれば、8機種の中から選ぶ機種が決まります。
- iPhone につないでも反応しないときは?
コントローラーを iPhone 用のモードにしているか確かめてください。X5 Lite は Switch モード(赤く点灯)です。MFi 認証の機種は自動で切り替わります。
- ケースを付けたまま使える?
機種によります。X5 Lite は薄いシリコンパッドに替えるとケース付きでも使えるとマニュアルにあります。Serafim S3 は厚さ 3mm までのケースに対応しています。
- Amazon で検索しても X5 Lite for Xbox が出てこない
2026-10-10 時点では、Amazon.co.jp の検索に出てこないことがありました。この記事のリンクから商品ページを開けます。

















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