テレワークの快適デスク環境を支える4点セット
マウスパッドを裏返して使うというアイデアひとつで、キーボード・トラックボール・リストレストの3点をまとめてデスク上で滑らせ収納できる。この発想が、テレワーク環境を劇的に快適にします。
自宅のデスクで仕事やブログ執筆をしていると、「書き物をしたいときにキーボードが邪魔になる」という場面は誰しも経験するはず。今回紹介する4点セットは、その悩みをスマートに解決するデスク構成です。
構成のポイントは、ロジクールG440のマウスパッドを裏返してデスクに置くこと。ラバー面を上にすることで、その上にのせたHHKBキーボード・トラックボールマウス・ウッドリストレストの3点がユニットとして一体化し、デスク上をスライドさせてモニター下にすっとまとめて収納できます。
↓ は、収納時の様子

| 商品 | 役割 | 価格(税込) |
|---|---|---|
| HHKB Professional HYBRID Type-S 英語配列/白 | キーボード(フラッグシップ) | ¥36,850 |
| ロジクール M575SPd(+マウスパッドセット) | 静音トラックボールマウス | ¥8,400 |
| FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズ | ウッドリストレスト | 参考価格あり |
| ロジクールG G440f | ハードゲーミングマウスパッド(台座) | ¥2,500 |
FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズ(FGWR/LZ)はAmazonで現在在庫切れとなっています。SサイズやMサイズ、他カラーは引き続き購入できる場合があります。
①HHKB Professional HYBRID Type-S|打鍵感で選ぶフラッグシップキーボード
静電容量無接点方式×Type-S構造の組み合わせは、打鍵の快適さと静粛性を両立する最高峰の選択肢。テレワークで長時間タイピングするすべての人に検討してほしいキーボードです。
スペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| キースイッチ | 静電容量無接点方式 |
| 押下圧 | 45g |
| ストローク | 3.8mm |
| キー数 | 60キー |
| 接続方式 | Bluetooth(最大4台)/USB Type-C |
| 電源 | 単3形乾電池×2本 / USB給電 |
| 本体サイズ | W294×D120×H40mm |
| 重量 | 540g(電池含まず) |
| 対応OS | Windows / macOS / Android / iOS / iPadOS / visionOS |
「Type-S」はSpeed(高速タイピング性)とSilent(静粛性)を意味するキー構造の名称です。通常のHYBRIDよりもストロークが短く(4.0mm→3.8mm)、静音性も優れています。
HHKBの最大の特徴は、静電容量無接点方式によるキータッチです。物理的な接点がない構造のため、チャタリングが発生せず、しなやかで心地よい打鍵感が長時間の作業疲労を軽減してくれます。60キーのコンパクトなA4ハーフサイズは、デスクスペースの節約にも直結します。
Bluetooth接続では最大4台のデバイスを登録可能。PCとタブレット・スマートフォンを使い分けている方にも対応します。USB Type-Cは逆差しにも対応しており、接続時のストレスがありません。また、キーマップ変更機能により、Windowsソフトウェアで自由にキー配列をカスタマイズし、その設定をHHKB本体に保存できます。
②ロジクール M575SPd|位置固定できるトラックボールがこの構成の鍵
マウスパッドを裏返したラバー面の上にトラックボールをのせることで、マウス自体が滑らず位置を固定したまま操作できます。一般的なマウスではこの構成は成立しません。
スペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 接続方式 | Bluetooth / Logi Bolt(USBレシーバー付属) |
| トラッキング | 400dpi〜2000dpi |
| ボタン数 | 2ボタン |
| 電源 | 単3形乾電池×1本(最大18ヵ月) |
| 対応OS | Windows 10以降 / macOS 11以降 / iPadOS 14以降 / ChromeOS |
| 特徴 | 静音クリック(従来比80%削減) |
M575SPdはAmazon.co.jp限定モデルで、保証期間1年間・Logiboltレシーバー同梱・マウスパッド(MP10GR)がセットになったモデルです。
このデスク構成でトラックボールを選ぶ理由は明快です。トラックボールはマウス本体を動かさずにボールだけを回してカーソルを操作するデバイスのため、マウスパッドの裏面(ラバー面)の上に置いても、マウス自体がズレません。一般的なマウスだとラバー面でしっかりと固定されてしまい操作できませんが、トラックボールはその特性上、置いた位置から動かさず操作できるのです。
M575SPdは従来モデルM575と比較してクリック音を80%削減した静音モデル。自宅でのテレワーク中も、家族への音の配慮が必要な場面では大きなメリットです。単3電池1本で最大18ヵ月動作するため、充電切れを気にせず使い続けられるのも魅力です。
③FILCO Genuine ウッドリストレスト Lサイズ|3点をひとまとめにするサイズ設計
HHKBとM575SPdのトラックボールがちょうどLサイズ(幅440mm)のリストレストに収まります。3点をのせたままG440のマウスパッド裏面の上でスライドさせ、モニター下に収納できる構成の要です。
スペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 440×81×20mm(滑り止めクッション含む) |
| 重量 | 約320g |
| 素材 | 北海道産天然木(セン/栓) |
| 仕上げ | オスモカラー(ドイツ製高品質無公害オイル塗料) |
| 滑り止め | PORON製ウレタンフォーム(底部) |
| 原産国 | 日本(北海道産無垢材・国内製造) |
オスモカラーは主成分がオイルのため塗膜が作られず、汗でベタつかないのが特徴。常に手が触れるリストレストとして安心して使えます。木目は天然素材のため1点ずつ異なります。
北海道産の無垢材を使用し、国内の工場で職人が1点ずつ仕上げた純国産のリストレストです。手のひらが当たる部分に程よい傾斜がつけられており、長時間のタイピングでも手首への負担を軽減します。適度な硬さで手のひらの沈み込みがなく、天然木のさらさらとした質感が心地よいのも魅力です。
この構成における重要なポイントはサイズのマッチングです。HHKBのボディ幅(294mm)とM575SPdのトラックボールを横並びに置いたとき、Lサイズ(440mm)のリストレストにちょうど収まります。3点がひとかたまりになることで、マウスパッド逆置き収納術が機能します。
④ロジクールG G440f|構成の「台座」として機能するハードマウスパッド
G440fはゲーミングマウスパッドとして設計されていますが、この構成では裏返して使います。ラバー製の裏面がデスクとの摩擦を生み、その上にのせた3点セットをデスク上でひとまとまりに扱うための「滑走台」として機能します。
固めのマウスパッドが良いです!購入時には「ハード」等と書かれているものを選びましょう。
スペック・仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | 340×280×3mm |
| 重量 | 約229g |
| 表面素材 | 低摩擦ポリプロピレンポリマー |
| 裏面素材 | 天然ゴム |
| コア | 耐衝撃性ポリスチレン |
| 保証 | 1年間メーカー保証 |
G440fは低摩擦のポリプロピレン表面・耐衝撃性ポリスチレンコア・天然ゴムラバーベースの3層構造。このラバーベースを上にして逆置きすることで、3点セットの台座として機能します。デスクとの間ではラバー面が適度なグリップを生みつつも、3点セットを一緒に動かすときは全体をスライドできる、絶妙なバランスが生まれます。
4点セットの使い方|マウスパッド逆置き収納術
ラバー面(本来の裏面)を上にして、デスクの作業スペースに置きます。
Lサイズ(440mm)のリストレストをG440fのラバー面の上に配置します。リストレスト底面のPORONクッションがラバー面に接触し、適度に安定します。
HHKBをリストレストの手前に置き、M575SPdをその横に配置します。Lサイズのリストレスト幅(440mm)にちょうど2つのデバイスが収まります。

リストレストの下にはマウスパッドを
摘まめる余白を作るとよいです。
そこを摘まんで移動させると楽ちんです。
手書きメモや書類作業をしたいときは、3点セットをのせたままG440fをモニター下へスライドさせます。デスクのスペースがすぐに確保できます。
使用感|自宅デスクでの仕事・ブログ執筆に使って
実際に使ってわかった「デスク収納」の快適さ
自宅のデスクで仕事やブログ執筆をしていると、PC作業と手書き作業を行き来する場面が意外と多いことに気づきます。通常のキーボードとマウスの構成では、書き物のたびにいちいちデバイスをどかす手間が発生します。
このマウスパッド逆置き構成であれば、3点セットをまとめてモニター下へスライドさせるだけ。デスクのクリアなスペースが瞬時に確保できます。
トラックボール×ラバー面の相性と、LサイズリストレストのフィットサイズKB
この構成でトラックボールを選ぶことが前提条件になっています。ラバー面の上ではトラックボール本体がしっかりと固定され、ボール操作だけでカーソルを動かせます。通常のマウスではラバー面に貼り付いてしまい操作できないため、トラックボールという選択が構成全体を成立させています。
また、FILCOウッドリストレストのLサイズ(440mm)という幅のチョイスが重要です。HHKBの60キーコンパクトボディとM575SPdのトラックボールを並べたとき、ちょうどLサイズの幅に2つのデバイスがきれいに収まります。リストレストの上でもない、デスクの上でもない、G440fのラバー面という第三の「面」の上に3点が統合されることで、セットとしての一体感が生まれます。
まとめ|テレワーク4点セットの評価
「マウスパッドを逆に置く」というシンプルな発想から生まれたこのデスク構成は、HHKB・トラックボール・ウッドリストレスト・ハードマウスパッドという4つのアイテムが有機的に機能し合う完成度の高いテレワーク環境です。デバイスの高い品質はもちろん、デスクスペースの活用という実用面でも優れたアイデアセットです。
- 自宅デスクで仕事と手書き作業を頻繁に切り替える人
- デスクを広く使いたいが、デバイスを片づける手間を減らしたい人

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